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電子マイクロゲージ・トランスデューサ・リニアエンコーダー [Solartron Metrology社]

  1. リニア測定器のワールドリーダー
  2. 確立されたリニア測定機器の動作原理
  3. 全世界の自動車、エレクトロニクス産業で採用
  4. 豊富なラインナップでお客様の多様なニーズにお応えします

製品概要

測定原理について

LVDTインダクティブ変異トランスデューサは静止トランス(一次コイル)と二つの2次コイルからなります。 コイル部は円筒状で、磁気コアがその空洞内部を移動できる構造となっています。 一次コイルに磁束が生じて二次コイルに電圧を発生し、電磁コアの位置によって電圧差が起こります。 一次コイルがAC電源に接続されている場合、電流が2次コイルから流れます。右の電気系統略図をご覧下さい。

二次コイルのAとBとは一次コイルを挟んで反対側に位置し、電圧VAと電圧VBとは逆位相となり、トランスデューサの出力はVA-VBとなります。 コアが中央部に位置するとき、両端の2次コイルの電圧は等しいのですが、逆相である為、出力電圧はゼロとなります。 コアがどちらかの方向に移動すると、移動した側にある2次コイルの出力電圧が高くなり、反対側のコイルの出力電力は同じだけ低くなります。つまり、実質的な出力電力は、変位の変化量に比例しています。 励磁信号に対する出力の大きさと出力の位相とが分れば、コアが中心からどちらの方向にどれだけ移動したかも知ることが出来ます。

LVDTの出力電圧は、校正測定範囲におけるコアの移動距離の一次関数となります。この範囲を超えた出力は、だんだん非リニア性を呈してきます。測定範囲はトランスデューサーの中心点からの距離として定義づけられます。

測定原理についての図

測定範囲について

測定値がトランスデューサの最大許容エラー範囲内にあるときの変位の範囲のことを測定範囲と言います。アナログ製品の場合は、電気的零位またはナルポジションのどちらか側への変位として表示されます。デジタル製品の場合は、測定範囲の始まりから終わりの位置までの単一変位として表示されます。

再現性について

再現性とは、トランスデューサが同一方向の測定を繰返し行った場合、常に近似した測定量が得られる性能と定義されます。ソーラトロン社では、トランスデューサが実際の用途での使用状況に一番近いと考えられる側面荷重を繰返し行って、再現性をテストしています。側面荷重を伴わないテストでは、再現性を正当に現わしているとは考えられないという判断からです。

精度について

精度は、光学干渉計などの精密計測機を用いて測定された誤差曲線のピークからピークまでのバリエーションと定義されます。この方法はデジタルトランスデューサとリニアエンコーダで使用されています。

ソーラトロン精密電子測定機器

モデル

測定ゲージングプローブ (アナログ・デジタル)
測定ゲージングプローブ (アナログ・デジタル)

<汎用タイプ>

  • スプリングプッシュ式
  • ニューマチックプッシュ式
  • 測定範囲(mm) 0.5mm-20mm
  • 精度 0.1%
ブロックゲージ(アナログ・デジタル)
ブロックゲージ(アナログ・デジタル)

<口径や空洞の精密測定用>

  • 全測定範囲 2mm、5mm、そして10mm
  • 分解性能 0.1μm以上
  • 再現性:>0.25μm
  • IP65プロテクション
フレクシャーゲージ(アナログ・デジタル)
フレクシャーゲージ(アナログ・デジタル)

<高精度と耐久性兼用タイプ>

  • 全測定範囲 2mm
  • 再現性:<0.10μm
  • 耐久性強化:2500万サイクル
  • IP65プロテクション
ミニプローブ(アナログ・デジタル)
ミニプローブ(アナログ・デジタル)

<省スペースコンパクト測定用>

  • 全測定範囲 0.5mm
  • 分解プログラム可能:<0.05μm
  • 優れた再現性と2面におけるロバスト性
  • IP65プロテクション
  • 最高測定回数 3,906回/秒
レバープローブ(アナログ・デジタル)
レバープローブ(アナログ・デジタル)

<自在プローブで多様な測定物に適応>

  • 全測定範囲 0.5mm
  • 分解能設定可能<0.05μm
  • デイップ圧 5g以下
  • 優れた再現性
  • 高測定回数 3,906回/秒
変位トランスデューサ(アナログ・デジタル)
変位トランスデューサ(アナログ・デジタル)
  • S シリーズ
  • オプティマムシリーズ
  • MD マイクロシリーズ
  • SM シリーズ
  • DC 超小型
  • 潜水観測用
リニアエンコーダ(アナログ・デジタル)
リニアエンコーダ(アナログ・デジタル)
  • 測定範囲:12mm、25mm、50mm及び100mm
  • スプリング式、フリー、ニューマチック、ケーブルリリースまたはモーター作動
  • 精度 0.4μm まで
  • 分解能 0.0125μm まで
  • アウトプット:
      正弦波 電圧1Vpp
      正弦波 電流11μA
      TTL
      デジタル
  • CE認証済
  • 検証/校正 NPL(英国物理研究所)標準にトレーサーブル
オービット
オービット
  • PCI,USB,RS232  コントローラ
  • アナログインプット、デジタルインプット/アウトプット、TTLインプット用のモジュール
  • コントローラチャンネルにつき31モジュール
デジタルリードアウト
デジタルリードアウト
  • 型番: DR600、DR700
  • 分解能:0.05μmまたは0.000005"まで低下
  • シングルアウトプット:RS232C
  • 外形寸法:235Wx190Dx90H
  • 重量:2.25kg

特徴

  • 高精度で簡単
  • コスト効率が良い
  • 多次元精密測定(自動車部品測定)
  • 高精度位置測定可能 (顕微鏡・電波望遠鏡等)
  • 高繰返し性能
  • 過酷な環境に耐える堅牢性

用途

  • 精密寸法測定、マルチチャンネル寸法測定、ハンドツール、位置測定システム、プロセスコントロール及び範囲モニタリング

納入実績

  • 自動車、電気、航空、資材、光学、半導体業界 など

メーカー紹介

  • Solartron Metrology社
  • Solartron Metrology社
  • 1946年にソーラトロン・メトロジー社の前身であるファロール研究所が英国で設立され、以来測定ゲージングプローブ、変位トランスデューサ、光電式リニアエンコーダなどの世界的なリーダーとしてあらゆる産業への精密測定ソリューションを提案してきました。2006年に年商16億ドルの電子機器及び電気モーターの世界的メーカーであるAMETEKグループの傘下に入り、最新の機能でお客様の満足と高いサービスを提供に努めることを目指しています。
  • https://www.solartronmetrology.com
  • Solartron Metrology社

お問い合わせ先

  • 第1営業本部
    TEL:03-3588-6456

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